その他の派生・関連資格
コミュニケーション心理学に関連のあるいくつかの資格について簡単に紹介。
NLPの派生・関連資格とは
NLPの資格には、NLPの理解度やスキルの習得度に応じて、プラクティショナー、マスタープラクティショナー、トレーナーという3段階が存在しています。
流派によってはさらにトレーナーを育成できるトレーナーズトレーナーという団体認定者に次ぐ資格もあります。これらは言わば、NLPを学び身につけるための本流と言っていい資格です。
一方、1970年代の誕生以来、NLPは日々進化を続けており、応用テクニックや関連技術といったものが多数生まれています。
これらもまた、それぞれの団体が実施しているという訳ではなく、また受講できる機会も限られていますが、将来的にはどんどん発展していくのではないかと思われます。
現在日本では学べない資格も多数ありますが、今後セミナーを開講する予定のスクールもあるようなので、注目です。
主な資格の紹介
代表的なNLP派生・関連資格をご紹介します。中には「高レベルのコミュニケーション資格」として米国で広く認識されているものもあります。
コア・トランスフォーメーション トレーナーズ・トレーニング
アメリカ3大NLPのひとつNLPコンプリヘンシブの創設者であるコニレイ・アンドレアス女史と妹のタマラ・アンドレアス女史の姉妹によって確立された、NLPの応用スキルです。
感情のコントロールや悪い癖・習慣の克服、人間関係の改善といったメリットがあります。
ベーシック・トレーニング、アドバンス・トレーニングを経て、トレーナーズ・トレーニングへと進むかたちになっています。
LABプロファイル トレーナーズ・トレーニング
言葉(Language)と行動(Behavior)の関係性を分析したもので、NLPのなかに出てくる言語パターン(言葉の使い方)に関する上級スキルです。
このプログラムはカナダNLP協会の創始者であり言語パターンの世界的権威であるシェリー・ローズ・シャーベイ女史によるもの。
教師や指導者、管理職、経営者、セールスパーソン、起業家、コンサルタント、セラピスト、コーチなどの職業において、コミュニケーション能力の飛躍的向上が期待できます。
基礎を学ぶ「LABプロファイル プラクティショナーコース」を経てLABプロファイル トレーナーズ・トレーニング」へ進みます。
ヒプノーシス トレーナーズ・トレーニング
NLPにも関係の深い催眠術に関するトレーニングです。
アメリカでは非常に高レベルの資格として有名ですが、これまで日本では開催されておらず、日本人の認定者もわずかです。
タイムライン・セラピー トレーナーズ・トレーニング
全米NLP協会のタッド・ジェームス氏が開発したNLPの応用スキルです。
人間の無意識に働きかけ、精神的トラウマやPTSDの治療をはじめ、結婚・家族カウンセラー、ソーシャルワーカー、コンサルタント、スポーツコーチなども活用しています。
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