マスタープラクティショナー
資格の中間に位置するマスタープラクティショナーについて紹介します。
プラクティショナーの上位資格
マスタープラクティショナーとは、NLPの資格のなかで、プラクティショナーとトレーナーの中間に位置する資格です。
プラクティショナー資格は、NLPの基本的なスキルについて学習し理解したと認定された方に付与されますが、マスタープラクティショナー資格では、より高度な次元の知識とスキルに加え、その知識やスキルを他者に伝える力や自己表現能力も求められます。
NLPのより高度な知識を持っているとともに、スピーチやプレゼンテーションを通じて、それらを他者に伝えることができると認定されるとマスタープラクティショナー資格が付与されます。
取得するための条件
基本的にはマスタープラクティショナーはプラクティショナーの上位資格であるため、どの流派の団体でも、プラクティショナー資格を持っていることがカリキュラム受講の条件となっています。
ここでひとつ注意しておかなければならないのが、流派や団体の違いです。
たとえば団体Aのプラクティショナー資格で同じく団体Aのマスタープラクティショナーを取得するのは問題ありませんが、団体Aのプラクティショナー資格で団体Bのマスタープラクティショナーを取得できるか否かは、ケースバイケースです。団体や流派によって、排他的なところもあれば編入を認めるところもあります。
得られるメリット
マスタープラクティショナー資格取得によって得られるメリットは、基本的に「プラクティショナー」のページでご紹介している対外的・内面的双方のメリットがより高い次元になる他、プレゼンテーション能力の向上が大きな特徴となります。
これらに付随し、自身がセミナーやセラピーを開講する際、NLPスキルを活用できるのはプラクティショナー資格と同様ですが、マスタープラクティショナー資格保持者の場合、セミナーやセラピーのタイトルに「NLP」の文字を使用できるようになるのが、大きな違いです。