日本NLP協会について

公の機関として設立された日本NLP協会について紹介。

日本のNLP業界のレベル

NLPをこれから学ぼうとしている方や資格取得に励んでいる方には申し訳ございませんが、日本のNLPのレベルはあまり高いとはいえません。

その理由はいくつか考えられます。

まず、米国で発展したNLPは当然英語をベースに構築された理論であるため、たとえ英語ができる日本人でも理解の深さに問題が出てきたり、あるいは通訳の練度より正確性が左右されたままの状態で講義や資格認定が行われてしまったということが考えられます。

もうひとつは、認定団体の偏り。「アメリカでの現状」のページでご紹介している通り、日本では米国NLP協会の認定を受けているスクールが多くあります。

ですが、それは日本語の通訳を介しての受講を早くから認めていたという理由にすぎず、アメリカ本国で主流となっている最新のNLPと比べ時代遅れになっているという事情も考えられます。

特に、トレーナー認定にいたってはレベルの差が顕著とのこと。

アメリカ3大NLPでは100時間前後の講義受講のうえ厳しい認定試験をパスする必要があるのに対し、質の低いところでは単なるスピーチトレーニングとなってしまい、当の受講生から「こんな状態でトレーナーを名乗っていいのか」というセリフまで出てくるそうです。

日本のNLPクオリティ向上を目指して

このような日本の現状を改善し、クオリティ向上を目指すため、2009年1月に日本NLP協会が設立されました。同協会は、NLPの専門家の育成、講座開催、社会への貢献、NLPの普及などを目的としており、独自の資格認定なども行っています。

また、同協会はNLPに関する公の機関として認められた団体であり、一般財団法人として官報にも掲載されています。よくある、○○協会と名乗りながら実際は私企業であるといった組織とは、まったくもってかけ離れています。

日本のNLP界の向上のため、日本協会には、これからもどんどん活躍してもらいたいと願っています。

日本NLP協会の活動内容

現在、日本NLP協会では以下のような活動がされています。

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